バンデンプラスプリンセス

バンプラパーツリスト


バンプラってどんな車?

バンデンプラはベルギーに1884年、家具や馬車の内装を手掛ける会社として誕生いたしました。イギリスには1913年に支社ができ今日にいたっています。
1890年以降イギリスには次々とメーカーが誕生いたしますが、当時車を持てる人々は貴族階級中心でした。そういう方々の欲望を満たしていたのがバンデンプラです。
エンジンやシャーシはメーカーが作り、それに専門のコーチビルダーがボディを架装し、貴族階級の方の満足する車を生産販売していました。内装については特別な仕様を求める事が貴族階級の流行でもあり、自分の力を誇示する道具でもありました。
当時のイギリス王エドワード7世により王室御用達の栄誉を得たディムラーが、最高の車を作り上げるために質の高い仕事(家具や馬車)をする事で、貴族階級に人気のあったヴァンデンプラ社に内装を依頼しました。以来、ディムラー以外にも最高級車リムジンの内装を手掛け、貴族は内装がバンデンプラ仕様の王室と同じ最高のものを求めるようになりました。
バンデンプラ社は職人を大事にしてきた会社で、最高の材料と時間を惜しげもなく投入し、それだけにできあがったものは最高のものばかりでした。それが「リムジン=バンデンプラ」と言われるゆえんで、それに乗ることが、即ステータスにつながったのです。
1963年に発表されたプリンセスは最高級のイギリス牛皮を職人が丹誠込めて縫い上げたシート、美しく磨き込まれたウォールナット、ピクニックトレイ、分厚いカーペットが敷きつめられリムジンやロールスにも匹敵する「賛を尽くして上品な作り」という言葉がぴったり当てはまる、小型リムジンとして生を受けました。1967年に1300に発展し1974年までに28,300余台が生産されました。
プリンセスの誕生は血筋正しいレディース&ジェントルマンには、まさに「我が意を得たり」でうれしい車の誕生となり、日頃リムジンやロールスのリヤシートに乗る人がプライベートに使用したり、ご隠居様のショーファードリブンで使われ、イギリスのハロッズやリッツホテル(どちらもイギリスでは最高級のもの)ではロールスロイスと同じ扱いを受けていました。また、上流階級の人は安っぽく見える車には乗ることができず、道の狭い街中に乗り入れるのを嫌った貴族はプリンセスを愛用しておりました。また、ロールスロイスと同じ価値として、一般の人々には受けとめられていました。

Vanden Plas Princess 1300 data
DATE
Series Numbers
Dating Featurers
OCT 67
VAS2 16379
4ドアサルーン1300ccデビュー。オースチン1300と良く似ている。バーティカルバー型フロントグリルを持ち、フォグライトが追加されラグジュアリーなインテリアを備える。オートマチックはオプション装備。
SEP 68
VAS2 17868
マニュアル車のみツインS.U.キャブレターを装備。
JAN 69
VAS2 20916
継続生産。
JAN 70
VAS2 24176
継続生産。
JAN 71
VAS2 27429
継続生産。幾つかのモデルにステアリングロックを装備する。
NOV 71
VAS2 29727
サイドリピーターがフロントフェンダーより廃止された。
JAN 72
VAS2 31104
継続生産。
JAN 73
VAS2 35672
継続生産。
JAN 74
VAS2 38851
継続生産。
JAN 74
VAS2 39832
生産中止。 最終車台番号。


アートインターナショナルとバンプラ


●1983年英国の企業ジェムが日本支店を開設。
日本でのファンに答えるべく、それまでのノウハウに加え、アフターケアに重点を置いたサービス工場を展開するため、1989年その業務を引き継ぎ、アートインターナショナルを設立。

●1983年厳選車の輸入開始。
私達がバンデンプラスプリンセスを日本へ輸入再開を始めた頃、日本には50台程がすでに在有していたと思います。1983年生産終了後、それでもすでに10年が過ぎようとしていた時、状態がすばらしい車はごくわずかでした。それを更に厳選して輸入を始め、その良さを理解して頂きたく一生懸命販売と修理を重ねてきました。


●1985年には有名な一般の雑誌(ポパイ)に掲載。
通勤電車の紙面広告に載るなど、たちまち話題が広まりバックオーダーが30台を越え、デリバリーに時間がかかりすぎてしまうためオーダーもストップした程でした。


●1985年カーグラフィック10月号
当社の広告を見られた方のほとんどが、新車の時の写真だと思っていました。困った私達はマイルドセブンの当時出たばかりのモデルを写真の中に入れたエピソードがあります。
これには理由が2つありました。ひとつは買い付ける体制が単なるバイヤーではなく30年以上のキャリアをもったビンテージカーバイヤーを数人社員で持つ英国法人(JEM)が買い付けをしていたと言うこと。
もうひとつは一般の方ではなく、そのほとんどが数少ない本当の貴族の方々から譲り受けたもの、または紹介していただくなど、そのルートを網羅していたことです。 また、日本での販売はJEMの日本支店ですからユーザーの方々への情報も正確なものであったと同時にストレートな販売が可能と言う事からでした。



メンテナンス


●パックサービス/工賃¥
○自家用自動車12ヶ月定期点検
○ハイドラ液、エア抜き、車高調整
○タイヤローテーション
○点火装置(ポイント/プラグコード等)
○グリスアップ
○ボディ/フレームのコンディションチェック(愛車診断) ※お車のタッチアップ用ペイントをサービスします。

●オプションサービス
○ボディーポリッシュ/
○レストレーションのお見積もり(別途お申し付けください。お見積もりは無料です。)


●新規車検
個人で輸入された場合等、新規車検3年を取得する場合です(追加修理工賃は別途)。

●継続車検(法定24ヶ月)
主に下回りの車検基本項目の清掃点検等基本代金です(部品交換等、追加整備修理は含みません)。

●検査代行料
車検整備後の車両を陸運事務所に持ち込み、検査を代行します。

●ルブリケーションサービス(MT車)

クーラント、エンジンオイル、エレメント、ブレーキオイル、フューエルフィルター洗浄、交換します(油脂部品代別途、約¥10,000)。


●ルブリケーションサービス(AT車)
クーラント、エンジンオイル、フィルター、ブレーキフルード、フューエルフィルター洗浄、交換します。オートマチック専用に設定されており、特殊な手をかけた方法で行います


レストレイション

アンティークなプリンセスのオリジナリティーをそのままに、見えないところに新技術を多用し性能を向上させ、車に合わせ作られた旧式部品を組み込んでいくのではなく逆行させノントラブルを目指した必要部品に車を合わせます。

ベースになる車両はまず事故車でないこと、錆が少ない物、ウッドパネルがなるべくきれいな物、その中から更にベース車両としてふさわしいボディを厳選いたします。ボディ以外の部品が全て外され作業が始まります。完全に板金下地処理の行われたボディにお客様の指定色で塗装いたします。ローバー製ニューインジェクションエンジン、パーキング付きニューオートマチックミッション、ブレーキ、ドライブシャフト等、駆動系はもちろんパートパートによりレストア、オーバーホールを施した部品だけでなく、可能な限りのニューパーツを使用し、各対策処理や改善部品等を組み込んで組み立てます。室内では美観だけでなく衛生面も考え全人工皮革シート、ドア内張、フロアーカーペット、天張り、リヤトレイ、全てお客様の指定色にて新品に張り替えをいたします。


パーツレストレイション

当社では、パートごとのレストレイションも実施しております。多大な経験から育て上げられた工夫、
改良の実績がきっとお役に立てると思います。是非ご相談ください。
作業内容 
部品代
基本工賃
備考
ステアリング再生仕上げ
 
コラムカバー結晶塗装仕上げ
 
 
エンジンアッパーO/H
ニューバルブ、ガイド、リング、ポート加工
エンジンロアO/H
ニューピストン、ニューメタル、バランス
AT O/H キット&シールキット組込
 
上記+フォワードクラッチ交換
 
上記+トルクコンバータ交換
 
MTミッションO/H
エンジン脱着等含みます。
フロントサブフレームマウント類含む
フレームは補強付きです。
リアサブフレームマウント類含む
ウォールナット全張り替え修正塗装
純粋な本物です。
内装カーペット張り替え
色指定可能です。
天井、サイドパネル、モケット張り替え
シート張り替え
全塗装、モール、マスキング、その他
色指定可、パールメタリック¥90,000UP。
過剰な腐り、事故跡等は別途お見積り致します。
全て2液性ウレタン塗装です。
モール脱着、マスキング
内外装エンジン全脱着
フロアーパネル再生補強板金処理
 
サイドステップ再生補強板金処理